グローバル化の時代に

グローバル化の時代に何を学びどう生きようか。グローバル眼鏡の主観的ブログ。

AI(人工知能)で学歴フィルターはなくなるんじゃないか

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AI(人工知能)の話題が尽きない。

新聞にはAIの文字が載らない日はないくらいだ。

最近では本屋でAI関連の本が集められている棚が目につくことも多い。

今年の初めに囲碁の名人がAIに負けたニュースもあった。2045年にはとうとう人間の知能をAIが超えるシンギュラリティが来るとも言われている。

そんな世の中を賑わせているAIとはなんなのか、個人的に全くわかっていないのでAIと名のつく本を読んでみた。

AIは育てるものらしい

AIと聞くと、初めから万能でなんでも答えを出してくれるシステムのようなイメージでいたのだが、どうもそうではないらしい。

データをインプットしていくと、それを元にAI自ら学習していくようで、大量のデータを入れて学習させることがポイントだとか。

一般人も遊べるAIサービスの事例

身近なサービスでもAIが使われているものがある。

Facebook

顔写真データを世界で一番持っていると言われるFacebookは、写真を上げるときに自動で顔と名前を一致してくれる。

少し前までは全然違う人の顔と名前がタグ付の時に表示されることも多くあったが、最近ではだいぶ精度が高くなったように感じる。これはタグ付の時に間違った名前が表示されていた場合に、正しい名前にユーザーが手動で直してきたことでAIが学習した結果らしい。

Google Photo

無制限に写真をアップロードでき、大量の写真データを保有するGoogle Photoは、写真の被写体を識別できる。

例えば自分のライブラリの中で”川”と検索をかければ川が写ったものだけが表示される。

LINE りんな

 AIに興味があるなら一度試しに使って遊んでみるといいのがLINEの出している”りんな”だ。りんなは人工知能で女子高生という設定だ。友達とチャットする感覚でこのりんなとチャットができる。

公式アカウントから”りんな”で検索して友達追加できるようになっている。

AI女子高生なんだね、と送ると

Microsoftインターン✲゚。.(´◡`๑)ノ☆.。₀:*゚✲゚*:₀。」

と返してきた。

会話をしていくとまだチンプンカンプンな返答をすることも多いが、これからみんなと会話すればするほど学習していくということなのだろう。

AIを育てる材料、教師データ

AIにインプットして学習させていくデータは”教師データ”と呼ばれているらしい。

大量の教師データで学習させていくわけだが、その質ももちろん大切になる。

Facebookでいつも自分の顔に違う人の名前でタグ付しているとAIはそちらが正解だと思い込むと行った感じだろうか。

AIというブラックボックスには、誤ったデータを入れれば誤った答えを出すようになるし、良いデータを入れれば良い答えを出すようになるということらしい。

AIで変わる仕事

オックスフォード大学の教授がこれからAIにとって変わる確率の高い仕事を論文で発表して話題を呼んだ。野村証券が日本語でまとめているサイトがあったので貼り付ける。

www.nri.com

これからの採用はどう変わるか

分析、検索などはAIに人間は及ばなくなっていくという事だが、それでいうと大量のエントリーシートの中から就活生を選んでいく業務もAIに取って代わる可能性が高いのでは。

これまで人事担当者がエントリーシートの中から1次選考に進める学生を選ぶ際に、学歴フィルターをかけていたケースが多くあるだろう。その方がスピーディーに応募者を絞れるからだ。全てを精査していたら業務は回らない。結果確率論的に上位校に絞った方が良い人材を効率良く採用できるというのが定説になっている感はある。

一方で、学歴では測れない能力、適性は学歴フィルターがかかる段階ではこれまで無視されてきた。大学四年間を有意義に過ごし、その業界に必要な素質、能力を持っているにもかかわらず上位校に所属していないという理由だけで面接に進む事もなく落とされてきた学生もいるはずだ。

もしかしたらそんな選考の仕方がAIによって変わるかもしれない。

各会社、業界で入社後に活躍した社員のデータを教師データとしてAIに学習させる。そうすると、学歴とは別にその会社で活躍する人材の特徴をAIが割り出せるようになるのでは。もしそんな採用AIが出てきたら、学歴フィルターなんてものはなくなりそう。

 

 

人工知能―――機械といかに向き合うか (Harvard Business Review)

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